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もとは電鉄会社員。20年近いキャリアの中で、バスの運行計画ずくりや、法務などに携わった。今の会社は、2006年に投資仲間14人が資金を出し合って創業し、自ら手を挙げて代表に就いた。きっかけは意外なところにあった。電鉄時代、教職員を中心に、科学の楽しさを子供たちにつたえるNPO法人に参加した。01年ごろメンバーの一人が投資信託を取り扱う独立系の会社の存在を知り、仲間内で投資の勉強会を始めた。その投資信託会社は、短期的な売買で利ざやをかせぐのではなく、投資先の成長を見守りながら、何年もかけて、財産を増やす長期投資を目標にかかげた。「社会に必要なモノやサービスを提供する会社を応援しながら、自分の大切な財産を増やしていけるところ」に興味をひかれたという。次第に、自分たちも長期投資の投信会社を作りたいという思いがつよまった。NPO法人の仲間が自然発生的に参加したため、実際に設立してみると出資者14人のうち11人は、元・現職の教職員という異色の構成になた。社名には「投資活動を通じて経済・社会をしることをたのしもう」という意味をこめた。今年4月には創業初の投信「らくちんファンド」の運用を始めた。金融機関を通さず、口コミで投資を呼びかける。「投信に関係が薄い人たちに、長期投資の魅力を伝えたい」と声を弾ませた。・・・・2008 6月23日読売新聞一部抜粋