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山中伸弥・京都大教授が世界に先駆けてつくった新型万能細胞(ISP細胞)は、アルツハイマー病やパーキンソン病などの治療を可能にする再生医療につながるとして、世界中で研究競争が激化している。しかし、日本は米国におされ気味だ。さらに再生医療に力を入れるオバマ政権誕生で、日本発のISP細胞も、その果実はさらわれつつある。
オバマ大統領再生医療重視
「オバマ大統領は生命科学に理解が深く、これで再生医療が前進すると、業界は沸き立ってますよ」。全身の筋力が徐徐に失われる(ALS)患者に対し、世界初の再生医療の臨床試験を、今夏にも始めるニューラルステム社のリチャード・ガー社長(56)がかたる。
山中伸弥・京都大教授が世界に先駆けてつくった新型万能細胞(ISP細胞)は、アルツハイマー病やパーキンソン病などの治療を可能にする再生医療につながるとして、世界中で研究競争が激化している。しかし、日本は米国におされ気味だ。さらに再生医療に力を入れるオバマ政権誕生で、日本発のISP細胞も、その果実はさらわれつつある。
オバマ大統領再生医療重視
「オバマ大統領は生命科学に理解が深く、これで再生医療が前進すると、業界は沸き立ってますよ」。全身の筋力が徐徐に失われる(ALS)患者に対し、世界初の再生医療の臨床試験を、今夏にも始めるニューラルステム社のリチャード・ガー社長(56)がかたる。